【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比243・36ドル安の4万6358・42ドルで取引を終えた。予算切れによる米政府機関の一部閉鎖に伴う影響が警戒され、売り注文が優勢だった。

 閉鎖により米重要統計の発表延期が相次ぎ、経済状況が把握しづらくなっている。また、相場上昇を支えてきた人工知能(AI)関連銘柄の一部で、株価が過熱気味との見方から売りが出た。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、18・75ポイント安の2万3024・63だった。