7月にヒグマによる死亡事故が発生した北海道福島町で9日、市街地に設けられたごみ置き場が荒らされ、近くの家庭菜園でも囲いの網が破られているのが見つかった。道警松前署や町によると、いずれの現場もクマの痕跡が見つかったといい、住民らに早朝や夜間の外出を自粛するなどの警戒を呼びかけている。
署によると、午前6時ごろ、木製の回収ボックス付近にごみが散乱しているのを住人が発見。袋には爪痕があった。約30分後、別の住人が菜園の被害に気付き、足跡が確認された。
町では7月12日、新聞配達中の男性=当時(52)=が襲われて死亡。襲撃した個体は同月18日、町内で駆除された。
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