政府の地震調査委員会は9日、6月から続いている鹿児島県のトカラ列島での群発地震について議論した。平田直委員長(東京大名誉教授)は会合後の記者会見で、9月には諏訪之瀬島付近での地震が増加したと指摘し「火山活動に関連している可能性がある」との見解を示した。
調査委によると、小宝島から北東約50キロに位置する諏訪之瀬島付近では9月17日に震度5弱を観測。同日前後から地震が活発化しており、震源の深さは大半が深さ5キロ程度までだった。
平田氏は「震源が普通の地震に比べて極めて浅い。諏訪之瀬島は活火山で、火山活動の一部として起きているのだろう」と指摘した。
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