【北京共同】中国商務省は9日、レアアース(希土類)の輸出管理を厳格化すると発表した。レアアースそのものだけでなく、採掘や精錬などに必要な技術の輸出も対象にする。軍事目的での利用を防ぐのが狙いとしている。レアアース輸出規制は米中貿易交渉の材料として中国側が活用。近く予定されている首脳会談を前に、米国側を揺さぶる思惑もありそうだ。
中国は4月に電気自動車(EV)の製造などに使うジスプロシウムなど7種類を輸出規制の対象に追加した。今回は規制対象をレアアースの生産関連技術にも広げ、サプライチェーン(供給網)支配を強化する。今後は技術の輸出にも当局の許可が必要となる。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く