ノーベル化学賞に選ばれた北川進・京都大特別教授(74)と大学院生時代から50年以上の付き合いがある名古屋工業大の増田秀樹名誉教授(75)は9日、「長年の苦労がやっとかなった。自分が受賞したかのようにうれしい」と笑顔で話した。学生時代を振り返り「『二番煎じじゃあかん』と常に一番を目指して研究に取り組んでいた」。アグレッシブな姿勢が結実したと感じるという。
2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰・旭化成名誉フェロー(77)も輩出した京都大の研究室で、2人は出会った。隣の机で早朝から夜まで研究に没頭。研究内容は違ったが、切磋琢磨し約5年間常に苦楽を共にした。
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