全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は9日の定例記者会見で、2025年産米が増産で需要を大幅に上回る収穫量となった場合は「食料安保の観点から、備蓄米の機動的な買い戻し対応が必要だ」と述べた。政府は備蓄の適正水準を100万トンとしているが、放出を決めた全量の引き渡しを終えると残り29万5千トン前後まで減ることになっている。
山野氏は25年産米について「おおむね生育状況は順調とみている」と言及。政府は前年比56万トン増の735万トン程度の生産量を確保できると想定しており、需要を大幅に上回れば販売価格が急落する可能性もある。
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