血圧を常時測定できる最新の小型機器を活用し、大阪ガスグループや大阪大などの研究チームが、大阪・関西万博のガスパビリオンで働く高齢者の血圧変動と労働災害リスクの因果関係を検証している。血圧の変動は脳卒中や転倒につながるため、危険を減らす方法を模索し、高齢者が安心して就労できる仕組みづくりを目指す。
機器は手首装着型で、医療機器を手がけるArblet(アーブレット、東京)が開発した血圧演算プログラムと連動している。従来の方法では一定時間の静止が必要だが、この機器は日常生活の中で連続して計測できるのが特長。拍動ごとの血流量など、3種類のセンサーで得られるデータから算出する。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く