【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイで9日、路線の一部に地下鉄を含む都市鉄道2号線の建設着工式典が開かれた。地元メディアによると推計の整備費用は35兆ドン(約2千億円)超で、日本政府は円借款を供与する方向で調整を進める。ハノイ中心部と新興開発地を結ぶ全長約12キロで、日本の鉄道関連技術を採用する見通しだ。
伊藤直樹駐ベトナム大使は式典で将来的にはノイバイ国際空港まで延伸する計画について触れ「両国協力の象徴」と強調。市民のライフスタイルを変える「重要な事業だ」と訴えた。
経済成長が続くベトナムはバイクや自動車が激増し、都市鉄道を軸とした公共交通機関の整備が急務となっている。
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