「研究はエンジョイせなあかん」。ノーベル化学賞受賞が決まった京都大特別教授の北川進さんはいつも明るく包容力があり、教え子らは「研究で壁にぶつかっても、諦めずチャレンジを続ける人」と評する。
北川さんの研究室で5年間学んだ正岡重行大阪大教授(48)は「学生をやる気にさせるのがうまかった」と振り返る。楽しみながら研究する北川さんの姿に、正岡さんも鼓舞されてきた。「今でもつらい時は先生の言葉を思い出し、やるべきことを見つめ直している」
北川さんと錯体化学会で知り合い、35年以上の仲だという西原寛東京理科大教授(70)は、周囲が不可能だと思うような場面でも諦めず挑戦し続ける北川さんの姿が印象に残っているという。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く