気象庁は8日、南海トラフ地震に備えた地震・津波観測システム「N―net(エヌネット)」について、沖合の海底18地点に設置された地震計のデータを、15日から緊急地震速報に活用すると発表した。発生場所によっては、速報が最大で20秒程度早まる可能性があるという。
気象庁などによると、エヌネットは防災科学技術研究所が、南海トラフ地震の想定震源域のうち観測網が設置されていなかった高知県沖から宮崎県沖に整備した。地震計や、津波を調べる水圧計が入った装置を、海底ケーブルでつなぐ仕組み。昨年に沖合側の整備が完了し、今年6月には沿岸側も終えた。
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