警察庁が8日、佐賀県警のDNA型鑑定不正問題で特別監察に踏み切ったのは、内部調査に基づく県警の説明が説得力を欠き、第三者機関による検証を求める外部の声がやまないためだ。警察庁としては厳しい姿勢を示して世論の理解を得たい考えだが、不正公表から1カ月たっての対応は後手に回った感が否めず、県議からは「しょせん警察内部による調査だ」と冷ややかな声も出ている。
県警が不正を発表したのは9月8日。「7年超」で「130件」に及ぶという異例の規模の不祥事にもかかわらず、福田英之本部長は説明の場に姿を見せず、コメントを出すこともなかった。
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