【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで記者団に、野党民主党の牙城である中西部イリノイ州シカゴが犯罪対策に失敗していると改めて訴え、国内の暴動に連邦軍が対応することを例外的に認める反乱法を発動する可能性を排除しなかった。
AP通信は7日、トランプ政権が動員した南部テキサス州の州兵がイリノイ州の陸軍施設に到着したと報じた。街頭には展開していないが、軍の派遣に反対している民主党の首長が率いるイリノイ州やシカゴに圧力を強める狙いがある。
トランプ氏は記者団に反乱法発動について問われ「過去に発動された例はある」と強調した。しかし地元の同意なく発動すれば極めて異例の事態となる。
トランプ氏は6日にも、イリノイ州やシカゴの治安対策で反乱法を発動する可能性に言及。州兵派遣という政権の措置に対抗する提訴が各地で相次ぐ中、法廷闘争を回避するため反乱法発動を模索しているとして地元に反発が広がっている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く