自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表は7日、国会内で連立協議を実施した。靖国神社参拝を含む歴史認識問題と、外国人政策ではおおむね認識が一致したが、「政治とカネ」問題を受けた政治改革では隔たりが残った。引き続き協議する。会談には、自民の鈴木俊一、公明の西田実仁両幹事長が同席した。
会談では、公明から(1)「政治とカネ」問題(2)歴史認識問題(3)過度な外国人の排斥問題―の3点について支持者が高市氏に抱いている懸念を説明した。(1)は結論に至らず、(2)と(3)は認識をほぼ共有した。
「政治とカネ」問題に絡み、公明側は「先の衆院選や参院選でみそぎを済ませたという話もあるが、その後に出てきた問題もある」と指摘し、全容解明を求めた。企業・団体献金の受け皿限定など規制強化の必要性も伝えた。
高市氏は会談後、記者団の取材に応じ「3点のうち1点について課題が残った。詳しい内容は公の場で言わないと約束している。少しまだ時間がかかる話だ」と語った。
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