航空機の整備記録を作成せず、不具合が見つかった際もすぐ修理せずに運航を続けたとして、国土交通省大阪航空局は7日、日本エアコミューター(JAC)に業務改善を勧告した。「組織的な悪質性があり、安全管理システムが機能していない」と指摘した。
大阪航空局によると、JACの整備現場では機体の不具合を共有する自社データベースを社内のルールに基づかず独自で運用。不具合を登録するのみで必要な整備をせずに飛行させることが常態化していた。
6月にプロペラ機ATR42の1機で部品の不足が見つかったことをきっかけに、整備記録の不備が発覚、JACが大阪航空局に報告した。
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