NTTドコモは身体や心の痛みを数値化し、他人と共有しやすくする新たな仕組みを開発したと7日までに発表した。言葉では伝えづらい痛みの程度を本人の脳波を基に解析して相手の感じ方に合わせて変換する、世界初の技術という。将来は医療や福祉、交流サイト(SNS)の誹謗中傷対策などさまざまな分野での活用が期待される。
この技術では腹痛やけがの痛みに加えて辛い、冷たいなどの感覚、言葉や文字による心の痛みといったさまざまな衝撃を共有する。専用器具で計測した脳波の情報を解析基盤に入力して個人差を補正することで、受け手の感度を踏まえた痛みへと変換する。出力した痛みを受け手が装置で体験することも可能だ。
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