JR東日本は7日、仙台市で収穫されたナシを羽田空港経由でシンガポールに輸出するため、仙台駅から東北新幹線で運ぶ取り組みを報道陣に公開した。日本航空と連携し、通関手続きなどをワンストップで実施。約19時間で現地まで届ける。通常のトラック輸送より大幅に時間を短縮でき、果物や日本酒、海産物をアジア市場に本格展開するための実証実験だ。
仙台駅では、観光農園で生産されたナシ「あきづき」と「甘太」約300玉を詰め込んだ段ボール箱26個が新幹線に積まれ、正午ごろ出発した。貨物と一般客を一緒に運ぶJR東のサービス「はこビュン」を活用。東京駅から羽田へはトラック輸送となる。
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