2022年、広島市立保育園から行方不明となり、近くの放水路で溺死した男児=当時(5)=の両親が、安全管理を怠ったとして市に損害賠償を求めた訴訟は7日、市が解決金4千万円を支払うとの和解が広島地裁(光岡弘志裁判長)で成立した。
原告側によると、今年3月、地裁が「保育体制や安全管理に過失があった」とする和解案を提示し、協議を進めていた。和解条項に過失の記載は盛り込まれなかった。
原告側の寺西環江弁護士は記者会見で、園と外を隔てるフェンスが低いなど複数の危険箇所があったとする市の検証結果を受けた和解だと指摘し、「過失は認められたとみている」と述べた。
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