客が従業員らに理不尽な要求をするカスタマーハラスメント(カスハラ)をなくそうと、三重県が罰則付きの防止条例を制定する方針を固めたことが7日、県への取材で分かった。悪質なケースを「特定カスハラ」とし、知事の禁止命令に従わない場合、罰金を科す。来年度議会への条例案提出を目指す。県によると、可決、成立すれば全国初の罰則付き条例となる。
特定カスハラに該当するのは、正当な理由なく、大声で繰り返し謝罪や面会、利益供与などを求める行為。事業者からの訴えを受け、有識者でつくる県の審査会が検討し、知事が禁止命令を出すかどうかを判断する。命令後も改善されない場合、罰金を科す。
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