7日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(380回債、表面利率1・7%)の利回りが上昇し、一時1・695%を付けた。前日の夜間取引で記録した1・680%に比べて0・015%上がり、2008年7月以来、約17年ぶりの高水準となった。 自民党の高市早苗総裁が積極財政を志向しているとの見方から、財政悪化への懸念が強まり国債が売られ、利回りが上昇した。