福岡市東区の「海の中道大橋」で2006年、飲酒運転の車に追突されたRVが海に転落した事故で、幼い子ども3人を亡くした母の大上かおりさん(48)=福岡県=が6日、神奈川県警で交通部門の職員らに講演した。事故後に激変した生活ぶりを語り「こんな家族が生まれないように」と呼びかけた。
講演後、取材に応じた大上さんは「被害者家族をひとくくりにするのではなく、一人一人に寄り添った多様な支援とサポートが必要だと思う」と語った。
事故は06年8月25日夜に発生。当時20代だった福岡市の元職員が運転する車に追突されて海に落ち、車内にいたきょうだい3人が水死した。元職員は危険運転致死傷罪などで懲役20年の判決が確定した。
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