自民党の高市早苗総裁(64)は、首相に就任した場合の組閣で茂木敏充前幹事長(69)を外相、旧茂木派の木原稔前防衛相(56)を官房長官に充てる方針を固めた。党役員人事では小林鷹之元経済安全保障担当相(50)を政調会長、梶山弘志前幹事長代行(69)を国対委員長に充てる。派閥裏金事件に関係した議員の処遇では、旧安倍派の萩生田光一元政調会長(62)を幹事長代行に起用する方向だ。関係者が6日明らかにした。
高市氏は党四役人事を7日の総務会で決定し、新執行部を発足させる。
組閣では尾崎正直衆院議員(58)を官房副長官とする。党役員では新藤義孝政調会長代行(67)を組織運動本部長、鈴木貴子前青年局長(39)を広報本部長に起用する。新藤、鈴木両氏とも旧茂木派に所属した。
総裁選に立候補した小泉進次郎農相(44)や林芳正官房長官(64)は閣僚での起用を検討している。
高市氏は党運営を取り仕切る幹事長に麻生派の鈴木俊一総務会長(72)を充てる方針を固めている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く