性的少数者(LGBTQ)に関する作品を対象とした米国の「ラムダ文学賞」の受賞作が4日(日本時間5日)発表され、「LGBTQ+ミステリー」部門の最終候補に選ばれていた作家王谷晶さん(44)の「ババヤガの夜」の英訳版(サム・ベットさん訳)の受賞はならなかった。
ラムダ文学賞は1989年、LGBTQをテーマとした文学の普及を目的に創設された。
「ババヤガの夜」は日本で2020年に刊行。暴力団の会長令嬢と、護衛になった主人公の女性が、男たちが支配する裏社会で信頼関係を築いてゆく。シスターフッド(女性の連帯)の観点からも注目を集め、今年7月に英ダガー賞の翻訳部門に日本人として初めて選ばれた。
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