解剖学者の養老孟司さんが、養老さんの姿や声を模した人工知能(AI)と対面し、現代社会を取り巻く課題について議論するイベントが3日、大阪・関西万博会場で開かれた。AIは地震などの発生に備え、防災や迅速な復興のための取り組みの重要性を訴えた。
イベントで養老さんは、南海トラフ巨大地震について「自分の所にくるという真剣さが足りない」と述べ、社会全体の危機意識の薄さを指摘。スクリーンに映し出された「AI養老先生」は「防災マップや災害時の連絡手段の確保が必要。(被災後の)復興に向け、地域で協力する体制を整えるべきだ」と提言した。
養老さんは自身のAIについて「違和感はない」と感想を述べた。
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