イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザで1月以降に活動した国際組織、国境なき医師団(MSF)の日本人看護師らが3日、東京都内で記者会見した。ガザの医療施設の9割超が破壊され、食料と医療物資の搬入がイスラエルによって意図的に遮断されているとして「医療の限界を超えている」と訴えた。
会見に出席した看護師中池ともみさん(42)は、停戦中だった1月からガザ南部の病院で活動。3月の攻撃再開後、搬送されてくる患者は既に亡くなっているケースが目立つようになった。人道支援は生命維持を目的とするだけでなく、パレスチナの人々が「国際社会から見捨てられていないと思える希望の一つだ」と意義を強調した。
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