札幌市は2日、市内でヒグマ出没が相次いでいることを受け、今後の対策を検討する会合を開き、今秋の木の実の不作が一因だと報告した。北海道警や猟友会も参加し、専門家からは、増加した個体数を駆除などで減らすことも選択肢との意見が出た。
市によると、9月中にヒグマの目撃、足跡やふんによる痕跡の確認などが計71件あった。昨年同時期比5倍超で、過去10年の月間件数としては最多。山林近くの住宅地などでの目撃例も多い。ヒグマ出没の影響で休校する小学校も出ている。
会合で市は、ドングリなどの木の実が昨年豊作で親子グマが増加したが、今秋は一転不作となり、餌を求めて市街地周辺に出没していると報告した。
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