【ニューヨーク共同】作家王谷晶さんの「ババヤガの夜」の英訳版が最終候補に残る米国の「ラムダ文学賞」の受賞発表が4日に迫った。同賞が対象とする性的少数者(LGBTQなど)に関する作品は性の多様性に否定的なトランプ政権下で逆風にさらされるが、主催者は「ひるむことなく、作品を消させない」と意気込む。
1989年に創設されたラムダ賞は性の多様性が認知されるとともに、性的指向と性自認ごとに「フィクション」や「自伝」の部門がつくられ、それぞれで受賞作が決まる。今年は26部門に上る。王谷さんの作品は「LGBTQ+ミステリー」部門の最終候補に選ばれた。
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