純国産の人型ロボットの開発に取り組む村田製作所と早稲田大、ロボットメーカーのテムザック(京都市)などは2日、試作機を来年3月をめどに製作すると発表した。来年末にはパワー重視と、俊敏性の高さを追求した2モデルを完成させる計画。米国や中国で人型ロボットの開発が急速に進む中、スピード感を持って取り組む。
試作機は、技術上の課題を把握するのが目的で、高さ(身長)約1・2メートル。パワー重視モデルは、災害救助や建築現場での作業を想定し、高さ2・5メートルほどで重さ50キロ程度の物を持てるようにする。サッカーなどのスポーツにも対応する俊敏で機能性の高いモデルは高さ1・6~1・8メートルとし、運動能力の向上を図る。
この取り組みにはSREホールディングスも参画。2日付で、沖縄科学技術大学院大やマブチモーター、カヤバ、NOK、ヒーハイストも開発陣に加わった。一般社団法人「KyoHA(京都ヒューマノイドアソシエーション)」として活動する。
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