IOC本部=ローザンヌ

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は1日、スイスのローザンヌにある本部でコベントリー会長とパレスチナ・オリンピック委員会が会合を行い、ガザ地区へのイスラエルの攻撃が続いていることを受け、2026年愛知・名古屋アジア大会や28年ロサンゼルス五輪などを目指すパレスチナ選手への奨学金を支給することで合意したと発表した。

 欧州ではイスラエルの国際大会参加禁止を訴える声も一部で出ているが、IOCはイスラエルとパレスチナの国内オリンピック委員会が「五輪運動の中で平和的に共存している」とした。