【ロンドン共同】チンパンジー研究の第一人者として知られる英国出身の霊長類学者ジェーン・グドールさんが米国での講演ツアー中、西部ロサンゼルスで死去した。91歳。就寝中に息を引き取り自然死だった。グドールさんが設立した環境保全団体が1日公表した。
グドールさんはロンドン生まれ。師と仰いだ人類学の権威ルイス・リーキー博士の助言を受けて1960年、英国の信託統治などを経て独立する前のタンザニアのゴンベ国立公園で野生のチンパンジーの研究を始めた。
それぞれの個体に名前をつけて観察する調査方法を発案。チンパンジーが道具を作って使用したり、家族を大切にしたりすることなど人間に近い行動を取ると発見した。
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