トランプ米大統領(ロイター=共同)、中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は1日、自身の交流サイト(SNS)で、中国の習近平国家主席との「4週間後の会談」では米国産の大豆輸出が主要な議題になると明らかにした。10月末に韓国で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、両首脳は第2次トランプ政権下では初めての対面協議に臨む予定。

 米国にとって大豆輸出拡大は、米中貿易協議の重要テーマの一つ。トランプ氏は、中国が「交渉」の一環で米国産の大豆購入を手控えていると非難し「農家が打撃を受けている」と書き込んだ。

 トランプ氏は「関税で大もうけしている」とも強調し、一部を農家支援に充てる考えも示した。