捜査で訪れた火災現場で現金を盗んだとして、窃盗罪に問われた警視庁捜査1課の元警部政野亮二被告(51)の公判が1日、東京地裁であり、検察側は懲役3年を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は16日。
検察側は論告で、職務で知った情報を悪用し、被告にしかできない悪質な犯行だと指摘。2022年から現金を盗んでおり「常習性も認められる」と非難した。
被告は最終意見陳述で「深くおわび申し上げます」と謝罪した。
起訴状などによると、22年10月~今年1月、都内で発生した3件の死亡火災現場で現金計約640万円を盗んだとされる。
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