【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は9月30日、ロシアが占拠する南部ザポリージャ原発について、外部電源の喪失が1週間続いており「かつてない緊急事態で、状況は危機的だ」と述べた。一時的に原子炉の冷却に使用している非常用ディーゼル発電機の一部も停止したと表明。ロシアが復旧作業を妨害していると非難した。
原子炉6基は冷温停止状態で、冷却には電力が必要。復旧のめどや詳しい状況は不明だが、全ての非常用発電機が停止したり、発電機の燃料が尽きたりすれば危機的状況に陥りかねない。
欧州最大のザポリージャ原発は9月23日に外部電源が喪失。ロシアの侵攻開始以来、外部電源の喪失は10回目。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く