2005年開業の札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」が、建設に必要な許可を得ていなかった問題を受けて30日夕、閉園した。市によると9月5日時点でライオンやトラなど動物300匹以上が園内に残り、運営会社「サクセス観光」(同市)は、受け入れ先が決まるまで飼育を続けるとしている。
園は客がおりの中でトラにえさをやるなど過激な体験を打ち出し、テレビなどでも盛んに取り上げられた。敷地全域が市街化調整区域で、飼育施設などの建設には事前に市の許可が必要となるが、市が開業前年に違法な建築を把握し、行政指導を繰り返していた。今年に入って問題が報じられ、同社が閉園を決めた。
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