東京都八王子市は30日、職員97人が通勤手当を不正に受給していたと発表した。支給済みの計約1671万円を返納させたとし、今後処分を検討する。97人には部長1人、課長3人が含まれる。
市によると、都内の他の自治体で不正受給が発覚したことを受け、昨年10月から公共交通機関を利用する職員1111人を対象に点検を実施。このうち届け出の内容と通勤実態が異なっていた166人に聞き取りを行い、97人の不正が確認された。
市に届け出た経路通りに定期券を購入していなかったり、ICカードに正しい履歴が残っていなかったりしたという。
初宿和夫市長は「市政への信頼を損なう事態となり誠に申し訳ない」と陳謝した。
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