行方不明になった認知症の高齢者らの情報を行政と民間が共有し、早期発見を図る「SOSネットワーク」について、東京都八王子市は8月から知的障害者らを利用対象に加えた。全国的に珍しい取り組みで、初宿和夫市長は9月30日の記者会見で「命が救われるようにしたい」と語った。「他の自治体にも広がってほしい」とも訴えた。
八王子市によると、障害のある人や家族が顔写真や身体的特徴をスマートフォンアプリに登録すると、失踪時、公共交通機関や協力者の市民らに伝わる。
八王子市では昨夏、知的障害のある久保田大治郎さん=当時(16)=が自宅を飛び出して行方不明になり、山梨県内の川で、遺体で見つかった。
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