災害級の暑さに備えて予防行動を促す「熱中症特別警戒アラート」が、今夏の記録的な猛暑でも発表されなかったことに関し、浅尾慶一郎環境相は30日の閣議後記者会見で「今後の在り方について有識者にご意見を聞き、さらなる熱中症対策を進める」と述べ、検証する考えを示した。熱中症予防の有識者会議を開催する方向で、会議で議論される見通しだ。
環境省によると、特別アラートは2024年に運用が始まり、気温と湿度などから算定する「暑さ指数」が県内の全地点で35以上になる予想で発表。今年8月2日には神奈川県の全地点で翌3日の暑さ指数が34の予測となり発表目前となったが、最終的に特別アラートは出なかった。
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