九十九里浜に面した千葉県匝瑳市の沿岸近くに整備された「今泉浜津波避難タワー」が、完成からわずか10年でさびだらけになり、安全性に問題があるとして市が使用を中止した。耐用年数を31年と見積もっていた市は「明確な原因は特定できていない」としている。建て替え費用には1億円超が見込まれ、市が対応に追われている。
タワーを9月中旬に訪れると柱や手すりなど全体がさびつき、周辺は「立ち入り禁止」のロープで封鎖されていた。入り口には「使用できません」と赤い文字で書かれ、北方向への避難を促す看板が立つ。
タワーは東日本大震災の津波被害を受け、国の復興交付金を活用して2015年に7830万円で建設された。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く