宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、開発中の小型固体燃料ロケット「イプシロンS」について、昨年の燃焼試験で爆発した2段目エンジンを前身のロケット「強化型イプシロン」のものに変更する検討を進めていると文部科学省の宇宙開発利用部会で説明した。爆発の原因究明には時間がかかる見通しのため、早期の運用開始を優先する狙い。年末までに新たな開発計画を固める。
より小さいエンジンへの変更となるため、打ち上げ能力は当初の目標を下回る。もともと2024年度中にベトナムの人工衛星を載せた実証機を打ち上げる予定だったが、変更後も打ち上げが可能かどうかは検討が必要になると説明した。
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