安倍晋三政権が新型コロナウイルス禍対策で全国に配布した「アベノマスク」を巡る訴訟で勝訴した神戸学院大の上脇博之教授と弁護団は29日、大阪市内で記者会見し、国から開示を受けた業者との契約過程を記した文書の内容を説明した。上脇氏は「業者に都合の良い契約内容だった可能性があり、検証が必要だ」と話した。
弁護団によると、2020年3月のメールでは、業者から厚生労働省の担当者に対し「財務省様との(タフな)交渉にあたり、私ども事業者にとって心強い方向に結論付けていただき、誠にありがとうございました」と記述。別の文書では「3業者横並びを取りたい」など特定業者の優遇がうかがわれる内容もあった。
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