新潟水俣病の認定申請を新潟県と新潟市に棄却された8人が、処分の取り消しと公害健康被害補償法に基づき認定を求めた訴訟の口頭弁論が29日、新潟地裁(鈴木雄輔裁判長)であり、結審した。判決は来年3月12日。原告の1人は閉廷後の記者会見で「悪い魚とは思わず阿賀野川の魚を食べたのに、県や市はどうしてそう簡単に切り捨てられるのか」と憤った。
訴状によると、8人はメチル水銀に汚染された阿賀野川産の魚を多量に摂取し、めまいや手足のしびれといった症状があり、13~15年に県や市に認定申請したが、17~20年に棄却された。
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