トヨタ自動車が29日発表した8月の世界販売台数は、前年同月比2・2%増の84万4963台となり、8カ月連続で前年同月を上回った。米国を中心に好調だった。うち海外販売は4・4%増の74万8694台で、8月として過去最高を更新した。
世界生産台数は4・9%増の74万4176台となり、3カ月連続で前年を超えた。
販売を地域別で見ると、米国は13・6%増の22万5367台と大きく伸びた。前年の一部車種のリコールによる生産停止からの回復や、トヨタが強みを持つハイブリッド車(HV)が貢献した。中国は0・9%増の15万3415台だった。欧州も4・8%増の7万6501台と堅調だった。
一方、国内は12・1%減の9万6269台と振るわなかった。ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震に伴う工場の稼働停止が影響した。
生産の地域別は、米国が19・0%増の12万6081台だった。前年のリコールの反動で増加した。日本も12・0%増の20万7990台で、前年の認証不正問題からの回復が寄与した。
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