佐賀県警の福田英之本部長は29日の定例記者会見で、科学捜査研究所(科捜研)元職員によるDNA型鑑定について、第三者委員会によるさらなる調査は必要ないとの認識を改めて示した。県警が8日に不正を公表した後、福田氏が記者会見するのは初めて。不正を巡っては、県弁護士会などが第三者委による検証を求めている。
福田氏は県公安委員会を「第三者的な立場」と表現。公安委のチェックを受けており「捜査に関することが含まれ守秘義務が生じる。機微な内容も多い」として、外部機関の調査はそぐわないとした。「県警察の責任者としておわびする。再発防止に取り組む」と陳謝した。
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