日本国際博覧会協会(万博協会)は29日、大阪・関西万博の28日時点の一般来場者数が速報値で2221万人となり、2005年愛知万博の2205万人を上回ったと発表した。半年間にわたる万博は10月13日の閉幕まであと2週間。この来場ペースが続くと、会期中の来場者数は2500万人を突破する可能性がある。
入場券の販売枚数は今月19日時点で計2186万4822枚に上っている。運営費黒字化の目安とされる約1800万枚は既に突破。一方、来場予約枠が閉幕までほぼ埋まっており、チケット販売は今月末で終了するため、万博協会が目標としてきた2300万枚に達するかどうかは不透明となっている。
会期終盤を迎え、今月12日から連日20万人超が訪れている。ただ来場者総数は、万博協会が開幕前に想定していた計2820万人には届かない見通しだ。
新規の来場予約が困難な中、今月27日からは未利用入場券の当日券への交換が始まった。交換を求める大勢の来場者が早朝から会場前に待機。午前9時ごろの開場を待たずに上限に達して受け付けが締め切られている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く