楽天の島内宏明外野手

 楽天の島内宏明外野手(35)が来季の戦力構想から外れていることが28日、関係者への取材で分かった。チーム一筋で今季が14年目。共同通信の取材に対し「あと一年はやりたい気持ちがある」と現役続行の意思を示した。

 石川・星稜高から明大を経て2012年にドラフト6位で入団。21年に打点王、22年には最多安打のタイトルを獲得した。近年は故障や不振に苦しみ、今季はわずか5試合の出場で無安打だった。通算1268試合に出場し、1174安打で打率2割7分2厘、104本塁打、553打点。

 23年に涌井秀章投手とのトレードで中日から加入した阿部寿樹内野手(35)も構想から外れた。