【エルサレム共同】イスラエルメディアは27日、パレスチナ自治区ガザの戦闘を巡り、対パレスチナ強硬派のベングビール国家治安相がネタニヤフ首相について、イスラム組織ハマスを打倒することなく「戦闘を終結させる権限はない」と強調したと報じた。ハマス壊滅の必要性を改めて主張し、安易に譲歩しないよう、けん制した。
ネタニヤフ氏は29日にトランプ米大統領とホワイトハウスでガザ情勢を協議する予定。これに先立ち、トランプ氏はアラブ首脳らとの会合で、ハマスが拘束する人質全員の解放やイスラエル軍の段階的なガザ撤収、アラブ諸国による治安部隊への関与など「21項目の計画」を提示したとされる。ネタニヤフ氏とトランプ氏の協議ではこの計画を巡り議論するとみられる。
ガザ戦闘は10月で開始から2年となる。イスラエル軍はガザの中心都市、ガザ市の制圧を目指し攻撃を続けている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く