【リビウ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)が、ロシアとベラルーシの国内委員会に対する資格停止処分の解除を決定したことを受け、ウクライナのビドニー青年スポーツ相は27日、決定を批判し、同国が次の冬季大会に参加するかどうかは「状況を踏まえて決定する」と述べ、ボイコットも辞さない構えを示した。地元メディアが報じた。
来年3月のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックで、ロシアとベラルーシは国としての参加が認められた。国旗や国歌の使用も制限されない見通しで、ウクライナは激しく反発している。
ビドニー氏は、ロシアの会員資格を問うIPC総会の投票で、ロシア側が賄賂をばらまいたとの見方を示した。「良心とパラリンピックの精神は、いくらで売り渡されたのだろうか」と皮肉を込めて非難した。
ロシアNPCの会員資格を問う総会の投票では、全面停止が賛成55、反対111(棄権11)で、部分停止が賛成77、反対91(棄権8)でいずれも否決された。
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