太平洋戦争時の特攻隊員の遺書や遺品を展示する知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)で27日、戦艦ミズーリ記念館(米ハワイ州)との姉妹館提携5周年を記念する式典が開かれた。両館の代表が「記憶を継承し、平和への思いを次世代に伝えていく」と訴え、不戦の誓いを新たにした。
式典では同市の塗木弘幸市長が「平和を願う心で両館がつながり、未来に向けて手を取り合う姿は次世代にとって希望の象徴になると確信している」とあいさつ。
戦艦ミズーリ保存協会のマイク・カー会長は「特攻隊員たちが残した遺書や手紙は、文化や世代を超えて心に響き続けている。これからも和解と平和への道を共に歩んでいく」と述べた。
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