58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(長野、岐阜県、3067メートル)の噴火から27日で11年となった。麓の長野県王滝村で犠牲者の追悼式が開かれ、集まった遺族らは発生時刻の午前11時52分に合わせて黙とうした。長男が不明となっている愛知県刈谷市の野村敏明さん(65)は「安心安全に終わりはない。悲惨な災害が繰り返されないことを願う」と訴えた。
式典には遺族ら63人が参列し、慰霊碑に献花した。19歳だった長男亮太さんについて、野村さんは「思いと体が続くうちは捜索を続けたい。亮太は待っていてほしいし、見つかってほしい」と話した。
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