和歌山市で2歳の長女を虐待して死亡させたとして両親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された事件で、両親が「虐待が疑われることを恐れ病院に連れて行かなかった」と供述していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。搬送時に母親が長女の顎の打撲痕について「1~2週間前にジャングルジムから転落した」と説明したことも判明。和歌山県警は暴行を隠そうとしたとみて調べる。
県警によると、長女は搬送先のCT検査で顎の骨折が判明し、病院が県警に通報。母親はその後の取り調べで顎のけがについて「背中を押して床に打ち付けた」と供述していた。死因は全身打撲による外傷性ショックだった。
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