立憲民主党の野田佳彦代表は26日の記者会見で、自民党総裁選後に見込まれる首相指名選挙を巡り、日本維新の会、国民民主党との連携に改めて意欲を示した。「3党が固まれば、衆院では勝てる可能性がある。それを全く探らないのはおかしい」と述べた。一方、維新の吉村洋文代表、国民の榛葉賀津也幹事長は基本政策の一致が必要だとして、協力に否定的な考えを示した。
衆院会派は自民、公明両党で計220議席、立民、維新、国民で計210議席となる。野田氏は会見で、笠浩史国対委員長らに維新、国民との協議を指示したと明らかにした上で「3党がそろってようやくチャンスが出てくる」と指摘。他の野党にも協力を呼びかける方針を示した。
吉村氏は記者団に「協議は拒否するものではないが、外交や安全保障などの基本政策が違うところの党首を指名するのは難しい」と説明。
榛葉氏も会見で、連携には原発や憲法を含む基本政策の一致が重要になると言及。対応に関しては「決選投票も含めて『玉木雄一郎』と書く可能性が高い」とした。
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